本選考で“ミスマッチ”を防ぐために、企業が発信しておきたいこと

就職活動が本格化するこの時期、
企業にとっても学生の皆さんにとっても「お互いを理解する」ことの重要さを痛感します。

私たち採用担当が、強く意識しているのは
**“どうすればミスマッチを減らせるか”**という点です。

内定を得ること自体がゴールではありません。
入社後に「思っていたのと違った」と感じさせてしまうことは、
学生にとっても、企業にとっても、決して幸せな結果ではないからです。

だからこそ今回は、
企業側だからこそ発信しておきたいことを、正直にお伝えします。


やりがいだけでなく、「大変な点」も含めて仕事です

採用ページや説明会では、
どうしても「やりがい」や「魅力」に目が向きがちです。

もちろん、仕事の中には

  • 誰かの役に立てたと実感できる瞬間
  • 自分の成長を感じられる場面
  • チームで成果を出す達成感

があります。

一方で、

  • 思うように成果が出ない時期
  • 自分の力不足を痛感する場面
  • 地道な作業を積み重ねる時間

も確実に存在します。

やりがいは、大変さの裏側にあるものだと、私たちは考えています。
その両方を理解した上で選んでいただきたい、というのが本音です。


IT企業としての「現実」──学習・変化・責任

IT業界に興味を持っている学生の皆さんには、
ぜひ知っておいてほしい現実があります。

それは、
**「学び続けることが前提の仕事である」**という点です。

技術は日々進化し、
昨日の常識が、明日には通用しなくなることもあります。

  • 新しい技術を自らキャッチアップする姿勢
  • 変化を前向きに受け止める柔軟さ
  • 自分が関わった成果物に対する責任感

これらは、IT企業で働く上で避けて通れません。

「成長できそう」というイメージだけでなく、
その成長の裏にある努力も含めて向き合えるか
そこが大きな分かれ道になると感じています。


「合う/合わない」は、必ずあります

これは学生の皆さんに、ぜひ伝えておきたいことです。

どんなに魅力的に見える会社でも、
全ての人に合う会社は存在しません。

  • スピード感が合う/合わない
  • 裁量の大きさが心地よい/不安になる
  • 自主性を求められる環境が好き/丁寧に教えてほしい

価値観や働き方の相性は、人それぞれです。

私たちは、
「合わないのに無理に入社してもらうこと」よりも、
「合う人に、納得して選んでもらうこと」を大切にしています。

だからこそ、選考の場でも
気になることは遠慮なく聞いてほしいと思っています。


最後に ー ミスマッチを防ぐことは、企業の責任でもある

本選考が近づくほど、
「内定が欲しい」「選ばれたい」という気持ちが強くなるのは自然です。

同時に、私たち企業側も
都合の良い部分だけを見せない責任があると考えています。

綺麗な言葉だけで飾るのではなく、
現実も含めて伝えること。
その上で「それでも挑戦したい」と思ってくれる方と出会いたい。

それが、結果的に
内定辞退や早期離職を減らし、
お互いにとって良い選択につながると信じています。

就職活動は、企業と学生が対等に向き合う場です。
皆さんが納得できる判断をされることを、心から応援しています。