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KE ENGINEERS
  • 電子事業部
  • K.O
  • 名古屋市立大学 人文社会学部 卒

安全へのこだわりを胸に、
品質を高めていく。

文系学部から飛び込んだ、 技術者としての一歩。

学生時代は英語をはじめとした言語学を専攻。文系学部のため、エンジニアの仕事とは全く関係のない内容を学んでいました。ですが、実際に就職活動を進めるなかで思ったのは「手に職をつけたい」ということ。そんな中、この会社の教育カリキュラムの説明を受け、その手厚さから知識ゼロの自分でも成長できると感じ、入社を決意しました。もちろん、最初は右も左もわからない状態でしたが「どうせ1から学ぶのだから」と、研修やその後のOJTなどの取り組み姿勢も前のめりに。先輩方にも多くのサポートをいただきながら、ハードウェア開発におけるさまざまなスキルを身につけることができました。現在は、自動車の運転においてハンドルを操作する際に補助を行う「電動パワーステアリング」に関わる開発領域に従事。製品の最終的な品質を担保する「検査」フェーズを担当しています。

自分の手仕事が、 ひとつの形になることに やりがいを感じる。

自分の手仕事が、 ひとつの形になることにやりがいを感じる。

走行中の自動車におけるハンドル操作は、ひとつのエラーが人命に直結する可能性もあります。だからこそ、開発段階から「安全性」を第一に考えて、数あるチェック項目の一つひとつを満たしているのか、決められた手順に沿って慎重に検査を進めています。多くのエンジニアが関わる領域であるため、スピーディーかつ正確な作業も欠かせません。その他、開発工程によっては基板に電子部品やハーネスをはんだ付けするといった手作業が必要になることも。以前、お客様が見本市で展示する基板サンプルの製作を依頼されたこともありましたが、自分が作業し納品したもので、お客様から「キレイな出来栄えでうれしい」という言葉をいただくなど、期待通りの結果を出せた時は、技術者としての大きなよろこびを感じます。

自ら仕事のクオリティを高めながら、ステップアップにつなげたい。

自ら仕事のクオリティを高めながら、 ステップアップにつなげたい。

検査にはそれぞれ手順書があり、作業も標準化されています。最低限のクオリティを誰もが発揮できる環境ではありますが、その分、チェックの観点や製品の取扱い方をはじめ、自分で課すハードルをどれだけ高め、そして乗り越えられるかが仕事の難易度を決めると考えています。自分からお客様に対して「こういう検査項目を足した方がいいのではないか」と提案することもありますが、そうした作業をただこなしていくのではなくて、一つひとつの気付きからクオリティを高め続けていきたいです。今後は後輩も増えるなど、より多くの人員で案件を担うことに。僕自身も今までの経験を振り返り、知識・スキルをしっかりと言葉で伝えていきながら、自分自身もステップアップにつながる資格の取得に挑戦していきたいと思っています。

SCHEDULE

1日のスケジュール
08:40

出社

その日に行う検査が予め決まっているため、対応する業務を確認します。

09:30

検査機器の動作チェック

作業場の計測器をはじめ、必要な機器を準備。その後検査業務を開始します。

12:00

昼休憩

勤務先の食堂を利用し、好きなものをチョイス。ランチメニューから選ぶことが多いです。

13:00

ミーティング

週に1度、チーム内で状況を確認。今後の作業予定や困りごとなどを共有します。

14:00

検査業務

午前中に引き続き、検査業務を行います。

17:00

検査結果報告

自分が検査したサンプルについて異常がないかを確認。メールで結果報告を行います。

17:40

退社

翌日もスムーズに作業を始められるように、作業場を片付け。作業の内容も確認しておきます。

早い段階から先々の納期が決まっていることも多く、自分でテキパキと業務を進められますし、比較的休みも取りやすい環境です。また、文系出身の全くの門外漢である私ですが、そのときできることを積み重ねて成長できました。KEなら、文系出身でも活躍できますよ!